runner1974’s blog

ランニングに関する備忘録など (Full2:49’13)末長く楽しく走りたい!

【怪我に至る経緯⑤】練習の見直し

故障でリタイヤしたことで、やっと練習方法を見直すことにした。サブ3を達成した友達のアドバイスや、マラソン関連の書籍を読み漁った。当然ながら自分の練習方法が間違えていたことを知る。

 

推奨されている練習法は、怪我防止のため、ゆっくり長めのジョグで脚を作り、インターバル走や閾値走で追い込んで心肺機能を強化する。どの本を見ても、誰に聞いても、強度の高い練習は連日やらずに、練習の半分くらいはジョグという感じだった。

 

フル3時間20分程度の走力なのに、いつでもキロ4分30秒のペース走しかやっていなかった自分、そりゃ怪我するわぁ〜、この時、はじめて痛感した。

 

練習メニューを大々的に見直し、膝の具合が良くなるまではジョグを中心にして練習をした。さらに、スピードを上げるため、休日はジョグに加えて、最後にキロ4分くらいまでペースを上げて3〜5キロ走ったり、短めのダッシュを何本か走るなど練習に緩急をつけた。

 

ジョグのペースはキロ5分30秒〜6分にしたが、ゆっくり走るのはなかなか難しく、ついついペースを上げてしまったりした。ただ、これまでのペース走だけの練習より、なんだか走力が向上している感じがして、目的を持って練習するようになった。

 

【怪我に至る経緯⑥】

https://runner1974.hatenablog.com/entry/2019/07/24/141951

へ続く

 

 

【怪我に至る経緯④】初のDNF

自己流フォアフット走法で痛めた脹脛は、完治までに3週間かかったが順調に回復した。ところが、重症でないと思っていた右膝は、全く症状が改善しなかった。少しは走れるが、8〜10キロ走るとガチガチに固まり、エィ!と屈伸すると治る。まぁその内に治るべ…きっと…と楽観視した。

 

練習の距離と頻度を落としたが、相変わらずキロ4分30秒のペース走のみの練習を続けた。怪我をする前の絶好調だった1月に、走力向上を実感するため、2月24日開催のスポーツランメイト主催の鶴見川ラソンにエントリーしていたのだ。

 

大会当日は、本調子ではなく出場するかを迷ったが、1月にあれだけ練習したし、3時間15分前後のタイムは出せると思った。キロ4分35秒〜40秒設定でスタートすると、脹脛の痛みはほぼない、これは行ける!ヴェイパーフライ4%もいい感じだ。

20キロまでは何の問題もなかったが、少しづつ両足の土踏まずに熱さを感じだ。きっと水ぶくれだ。ヴェイパーのせいか?新調したソックスか?さらに膝が徐々にガチガチに…

しばらく我慢したが耐えきれずに給水ポイントで屈伸すると、おっ?ガチガチが治ったぞ。しばらくなら走れる。脹脛は少し痛むがまだ大丈夫、心肺は全く問題なし。ペースも落ちていない。よし、給水のたびに屈伸すれば走りきれそうだ。20キロから30キロまで、給水ポイントで屈伸しながら、設定ペースで走ったが、いよいよ膝がガッチガッチのガチガチに、そして脹脛まで攣ってしまい、足裏の水ぶくれも痛くて仕方がない。このまま我慢して走っても、自己ベスト更新は危ういし、膝もヤバい。もうダメだ。これ以上走ってもいいことはない、もうやめよう。

 

31キロで人生で初のマラソンリタイヤを決断した。

リタイヤした悔しさよりも、怪我でのリタイヤに、今後が不安になった。

 

【怪我に至る経緯⑤】

https://runner1974.hatenablog.com/entry/2019/07/24/103720

へ続く

【怪我に至る経緯③】

ランニングフォームの変更

自己流の練習方法でも、1ヶ月間ガンガン走ると走力の向上を感じたので、このまま練習強度をどんどん上げていこうと思った。それと、更なるスピードアップにはランニングフォームの見直しも必要だろう…。

それまでの私のランニングフォームは正確には分からないが、ヒールストライクだったと思う。スニーカーの右踵の外側だけが異様に早く減ったからだ。明らかにバランスが悪い、やっぱり大迫傑選手のようにカッコいいフォームで走りたい!ヴェイパーフライ4%もゲットしたし👍

忘れもしない2月3日、なんの準備も研究もせず、無謀にも自己流のフォアフット走法で走っみたら…

なんと、すんげースピードが出たのだ!嬉しくて嬉しくて、前日に30キロ走っていたのに新しいフォームで12キロもぶっ飛ばした。

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↑キロ4分10秒前後で12キロ、これまでの自分の実力からしたら、素晴らしいタイム。キタ〜、サブ3も見えてきた!

興奮冷めやらぬまま、自宅へ戻ってシューズを脱ぎ、室内を歩き始めると…

あれ?ふくらはぎが痛え?やっべ、えっ?クソ痛え、あ、歩けない。加えて右膝がガッチガチに固まって痛くて曲げずらい。膝を無理矢理屈伸したら、なんとか曲がげられた。まぁ脹脛も1週間くらいすれば治るだろう…きっと…

 

【怪我に至る経緯④】

https://runner1974.hatenablog.com/entry/2019/07/22/122808

へ続く

【怪我に至る経緯②】

私が取り組んだ、誤った練習方法とは?

来シーズン、サブ3を達成するため必死に練習に取り組み、誤った方法で自分を追い込んだ。その練習メニューとは、

ズバリ、全部ペース走‼️

早起きて出勤前に数キロ走るのも…休日のロング走も…全て同じペースで走る。体調が悪くそのペースでは辛い日があっても、歯を食いしばって設定したペースで走るんだ‼︎と自分に誓ったのだ。

そして、そのペースに慣れてきたら少しづつペースと距離を上げていく…、そうすればきっと…。

素晴らしい!この練習法で自己ベスト更新は間違いないと思っていたのだ。

 

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 ↑当時の記録↑

何キロ走ろうが、いつもほぼ同じペースで練習していたのがよく分かる…。これでベスト更新は間違いなし、ではなく、大間違いでした…。

サブ3を目指すランナーなら当たり前のジョグ、インターバル走、閾値走など、多少の知識はあったが、そんなの全て無視した。

私の自論はジョグみたいにダラダラ走ってもタイムは伸びない、インターバルは距離やタイム設定が面倒だ。ならば、とりあえずキロ4分30秒前後で走ることを目標にし、少しづつペースアップして最後的にキロ4分15秒をクリアすればサブ3達成❤︎

奮起して人生最長の月間262キロを緩急も付けずに設定したペースで走った。寝起きだろうが、二日酔いだろうが、30キロ走だろうが、調子が悪かろうが必死で走った。

 

1ヶ月もすると、当然走力の向上を実感した。あれ?俺は速くなってきたかも知れない…、設定ペースを上げてみようかな?

 

当然ながらアウトでした…涙

 

【怪我に至る経緯③】

https://runner1974.hatenablog.com/entry/2019/07/19/214314

へ続く 

【怪我に至る経緯①】

私は、今年2月に右膝、6月に左アキレス腱を痛め、現在まで満足に走れない状態がずっと続いている。学生時代からバスケットをやっていたので多少の故障はしたけれど、数ヶ月も悩むような怪我をしたことはなかった。自分の脚は丈夫なんだと思っていた。

 

怪我の原因は、間違えた練習方法、オーバーワークにケア不足。これから怪我をした経緯を自虐的に綴る。

 

昨年、自己ベストが更新できずにイライラが溜まった。そんな折、ぎりぎりサブ3.5だった職場の後輩が3時間11分までタイムを更新。更に、自分より走れないと思っていた大学時代の友人が見事にサブ3を達成したのだ!!ランナー仲間として祝福したい気持ちもあったが、本当は悔しさと不甲斐なさを感じた。自分が適当にゆるい練習で自己満足している時、仲間達は質の高い厳しい練習を積んでいたのだ。

 

奮起するには十分すぎる刺激だった…。

 

そこで私が取り組んだ練習方法は、実にシンプルだった。今までより速いペースで、走る頻度と距離を増やすこと!!これで速くなるに決まってると思っていた。しかし、この考えが大間違いだった。距離が伸び、スピードも上がれば、怪我のリスクが高まることなど全く考えていなかったのだ。

 

【怪我に至る経緯②】

https://runner1974.hatenablog.com/entry/2019/07/18/224518

に続く

 

 

 

 

 

【これまでの記録③】自己ベスト 怪我

2017年湘南国際マラソン 3時間20分

自己ベスト更新

ラソンがライフワークになっていたが、前年は記録更新ができなかった。そして、『より強い達成感を味わいたい!!サブ3.5では、まだまだ自慢出来るレベルではない!!でも、サブ3はキツそう?』など日々思っていた。

とりあえず記録更新するしかないと、前年より練習の距離と頻度を少しだけ増やした。

1月〜8月は月間80〜100キロ。

9月〜11月へ向けて走行距離を上げていき、これまで最長の月間180キロまで追い込む。

さらにレース当日の体調は絶好調で、練習以上の走りができ、安定してキロ4分45秒前後で走り自己ベストを更新。なんで、あんなに体調が良ったのかが、未だに分からない。

当然、ゴール後は素晴らしい達成感。

 

 

2018年湘南国際マラソン 3時間29分

惨敗感しかないゴール

前年、練習の割に良いタイムを出して有頂天。バスケも引退し、夏まで月間100〜120キロをキープし、レースに向けて秋から前年同様に月間186キロまで追い込みレースへ出場。

前年体調が良すぎて好タイムを出たことを忘れ、無謀にもペースをキロ4分40秒に設定。

スタートから自己ベストを意識し、身体はガチガチ、景色より時計ばかり気にして、気づけば32キロでガス欠。両脚痙攣して、走ったり、歩いたり38キロ付近でサブ3.5のペースメーカー集団に吸収され、根性で走り続けてギリギリのサブ3.5。

ゴール後の達成感は全くなく、惨敗感のみ。

 

 

怪我

詳細は後述しますが、その悔しさのあまり2019年1月はこれまで以上のハイペースで月間260キロを走り込む。

当然走力も向上し、このまま行けばサブ3も?…と思った矢先の2019年2月に怪我をしてしまう。

これまで長引く怪我などしたことがなかったのに、現在まで怪我で満足に走れない日々へと続く…涙…

 

【怪我に至る経緯①】

https://runner1974.hatenablog.com/entry/2019/07/18/215829

へ続く

 

【これまでの記録②】サブ3.5

2014年湘南国際マラソン 3時間41分

大した練習もしなかった前年の反省から、自己ベスト更新と少しだけサブ3.5を意識し始める。

月間60〜80キロの練習、1回で少し長めに走る練習も取り入れ、自己ベストを更新。

ただ、このタイムは練習量の割に良すぎるタイムで、サブ3.5は相当な練習が必要と自覚する。

 

 

2015年同大会 3時間28分

サブ3.5達成

ラソン関連の書籍も読むようになり、自分は圧倒的に走る距離が足りないと痛感。

練習頻度も上がり、レース前の2ヶ月は月間150キロ。暇さあれば走ることを心がけ、家族から『走ってばかり』とこの頃から愚痴られるように…

練習で長めの距離(20〜28キロ)を何度か走って自信を付け、レースは計画どおり淡々とキロ4分55秒のラップを刻んだ。

その結果、サブ3.5でゴールすることができ、サブ4以上の達成感を味わい悦に浸る。人知れず涙腺も緩んだ。

ラソンがライフワークになった。

 

 

2016年同大会 3時間29分

サブ3.5達成で、走ることに自信を持ったり、ランニング が習慣化した。ただ、タイム向上をあまり意識せず、前年と同程度の練習を継続。

結果も前年と同じ。ゴール後の達成感もあまりなく、やはり、レースに出るからには自己ベストを更新したいと思った。

 

【これまでの記録③】

https://runner1974.hatenablog.com/entry/2019/07/17/120544

へ続く