runner1974’s blog

ランニングに関する備忘録など (Full2:49’13)末長く楽しく走りたい!

【レースレポ】つくばマラソン2023

レースタイムは、
2°52'24"(4'05/㎞)

2ndベストながら、自分的には満足のいく内容でありませんでした。


今回のレースは、仲間達のPBラッシュ!
petaさん、めろさん、takawonさん、まなパパさんのサブエガ、えいさんのサブ55などなど、練習から頑張っていたのを知っていたので、本当に嬉しい結果。おめでとうございます。


さて自分はと言うと、練習も、気持ちも足りておらず、連続PBは4レースで途絶え、達成感もイマイチとなりました。ライバル達には一気にブチ抜かれたものの、収穫もあったので備忘録的に1話で綴る。


【レースまで】
5月のトラック練習でアキレス腱を故障、腰痛も併発して7月後半まで、質&量ともに良い練習ができなかった。1月にサブエガを達成したこともあって、目標も定まらないまま、フワフワした気持ちのまま夏が終わった。


つくばマラソン3ヶ月前の9月から、ようやく故障も癒えてマラソン練習に取り組むも、どこかヤル気スイッチがうまく入らなかった。ポイント練も外すことが多く、70点くらいの練習で、つくばマラソンを迎えた。正直なところ、スタート前から『PBはないな?』と弱気な姿勢だった。



つくば駅そばのホテルに前泊。レース前日の夕飯はホテル周辺のインドカレーにした。おかわり自由のナンを2枚食べてしまったのは失敗で、膨満感により寝付きが悪かった。

3日間の禁酒が効いたのか、朝の体調は良く、つくば駅からシャトルバスを探す。ところがシャトルバスは隣の研究学園駅からの運行だと知り、仕方なく早歩きで会場へ向かい無駄に脚を使う。

会場までの下調べにも気合いが感じられない自分に失望したが、早歩きしたおかげで途中のトイレにピットインしてスッキリ爽快。

会場では、たくさんの仲間と挨拶を交わしてヤル気だけは充電完了。この時、サブエガペースで行くことに腹を決めた。


【ウェア類】
小雨もあり、とても寒かったのでシングレットの下にスポーツ腹巻きを着用したおかげで寒さは耐えられた。

マグオン3個を小さなボトルに入れて携行。去年からやっているけど、好きな時に好きな量を摂取できるのが良い。
シューズはVFN%3、前作の正常進化版といった感じだが、前に転がりやすく自分的には前作より気に入ってる。脚も持ちも良かった。


【レース】
入れ込んでない分、リラックスした状態で初のAブロックからスタート。Ryoくん、とくとくさんとスタートまでおしゃべりできたおかげで寒さが紛れた。スタートロスは8秒。サブエガ集団で走るも、10㎞くらいからのペースが3'55/㎞前後と微妙に速く、自重して少しペースを下げて途中から単独走になった。

序盤で、petaさん、takawonさんと数㎞並走。凄い勢いでめろさんに抜かれたのが印象に残った。20㎞くらいから26㎞くらいまではjunjiさんと一緒に走れたのが心強かった。


ハーフ通過は、1°24'14"(3'59/㎞)


ハーフ時点では余裕もあり、もしやサブエガ行けるかも?と淡い期待を抱いていた。さらに18㎞付近で前から落ちて来た女性ランナーが自分の後ろについたので、『頑張れ』と声掛けしたら、ずっと後ろについてくれ、ほどよい緊張感もあり安定したラップで走る。


27㎞過ぎの折り返し手前で、junjiさん、女性ランナーが後方に下がり、周りには誰もいなくなったことで集中力が途切れて一気に脚がキツくなる


そして、ここで去年のトラウマが蘇る。


去年は、この折り返しの後に足が攣りはじめ、30㎞手前で歩いてサブエガを諦めたことを思い出した。スライド区間でpetaさんとエールを交わした以外は記憶も曖昧で、この折り返し前後はかなり動揺してしまった。


そう思った瞬間に両脹脛が攣り出し、ラップも4'10/㎞すら維持できない状態に陥る。


落ち着け、落ち着け、自分。


そう言い聞かせたけど、
目標もないので湧き出るモチベーションもない。
練習も積み上げてないので自信もない。
ないない尽くしでトラウマにも打ち勝てない。


30㎞通過、2°00'20"(4'00/km)


さてどうする?
試しにサブエガペースに戻すも、ピキッと脹脛が攣りそうで力が入らない。まだ十分にサブエガを狙えるタイムなのに去年と同じ状態に陥る。


悔しく、でも練習を積めてないし、せめて、せめて去年の自分には勝ちたい
去年も必死に下方修正していたな、虚しい…
でも仕方がない、マラソンで奇跡が起きないのは分かっている。せめて歩かず進もう、回復するかもしれない。


zunさん、えびさんの応援で元気をもらうも、サブ3ペースの巡行もしんどい。


体温も下がり、最後の10㎞はきつかった。
早くゴールしたいけどペースも上がらない。


イナズマさんがキツそうにしながら追い抜いていく、『頑張れ』とエールを送る。


ゼェゼェハァハァ、気迫の走りで追い抜くランナーにも、『頑張れ』とエールを送る。


『お前も頑張れよ』と思いながらも力が出ない。やっぱりサブエガは中途半端な気持ちでは達成できないと痛感した。35㎞を過ぎると歩く人、保温アルミシートに包まって介護されている人も多かった。


後半は、キツくてアゴが上がらないように下を向いて走り、何とか去年の自分より2分早くゴールした。


ゴール地点で、petaさん、めろさん、takawonさんが、先にゴールしてサブエガを決めたことを知り、ハイタッチで祝福、すぐ後ろからえいさん、ちみさんもサブ55でゴール。みんな充実した顔をしていた。



北千住へ移動しての祝勝会&反省会は楽しかった。


つくばマラソン2023をあらためて振り返ると、去年のつくばからタイムを2分更新しての2ndベスト。スタート時点の実力は発揮できたと思う。


ただ、目標を決めてレースに挑まなかったので、全てが中途半端でゴールしても達成感はあまりなかった。PBを狙うとか、ファンランするとか、この練習したから○時間○分は狙うとか、何でもいいから目標を決めた方が、よりレースを楽しめたはずだ。


さて次戦は勝田。
目標は、サブエガ返り咲きに決めた。