6月4日、まるおカップに出場した。念願だったスパイク着用のトラックレース1500mだ。
まるおカップは、舎人公園陸上競技場で定期的に開催されている。人数もほどよく、YouTuberのランニング食堂さんなどがペーサーを務めるアットホームな大会。
レース結果は、4分42秒
目標(4分45秒カット)が達成できて嬉しい結果だった。
レース前に、takawonさん、Ryoさんと待ち合わせてランチを食べた。パスタでは物足りずにティラミスとドリンクバーを頼み、ラン話に花が咲いた。
競技場でレッドブル合戦
今回の勝負シューズは、エアズームビクトリー。
三人三様のシューズを比較すると、同じZoomXフォームが使用されているのに、それぞれ硬さが違ったのは新発見だった。ドラゴンフライは硬め、ビクトリーとアルファは柔らかめ。ZoomAirの有無の差だろうか?
競技場の更衣室でコバさんを発見!コバさんも合流して4人でおしゃべりをしながらアップを始めたが、レッドブルとティラミスが胃の中でミックスされ膨満感に見舞われる。『あ〜、ティラミスは我慢すべきだった』と後悔したが、時既に遅し。こみ上げるレッドブルとティラミスの風味、吐いたらそれまでと諦めた。
号砲と共に13人がスタートした。初のトラックレース、イン側のポジションをキープするため、ペーサーとそれに続く集団をやり過ごし、少し後方の位置を選んだ。(これが吉と出た)
コバさんはペーサー(4分40秒)のすぐ後ろ、takawonさんはその3mくらい後ろを走っている。
レースプランは、400mを76〜78秒で3周、残り300mでラストスパートをかまして、なんとか4分45秒を切れたらよいと考えていた。
ペーサー集団は明らかに速い。
一気に15mほどの差となり、ペーサーの300m地点のタイムは51秒〜52秒、自分は55秒。これでは撃沈ペースと感じてペースを緩める。
400m の通過は76秒と設定どおりだった。
予定どおりのペースでも、少しずつコバさん、takawonさんの背中が遠くなる。くぅ〜速い。
ここは焦らずフォームを意識して一定のペースで走る。
400m~1200mは、力まずキツいながら一定ペースで走る。これまで未経験の速いペース、心拍はキツいが脚の力は残っている。ティラミスとレッドブルはなんとか胃の中に収まってくれている。
あと300m、じわりとスピードを上げるが、全力スパートはまだ我慢だ。takawon さんの背中が近くなる。やはり前半突っ込んでキツいのか?
takawonさんとは、リレマラでバトルした際、自分が抜いた後に、背後につかれて見事に抜き返された経験があった。
今回はラストスパートを決めて先着したい。
もう少しの我慢。心拍は限界に近いが脚にはまだ余力が残っている。バックストレートから最終コーナーに入った所で更にスピードアップ。あと200m、ここからゴールまで加速し続ける、出力全開!
アウトサイドからtakawonさんをパス、さらに加速するとコバさんに追いつく、ホームストレート手前でコバさんもパス。
うりゃーー!
呼吸は限界、脚から力が抜けていくが、ゴールまで後少し。ここで抜き返されたらカッコ悪い、何とか粘ってゴール。
©︎Ryoスポーツ
コバさん4分43秒、takawonさん4分44秒と大接戦。お2人には申し訳ないけど先着できて気持ち良すぎるレースだった。
©︎Ryoスポーツ ゴール後
ラップはこんな感じ。
Ryoさんはもう1つ速い組で出走し、4分34秒とワンランク上の素晴らしいタイムだった。
ティラミスとレッドブルの込み上げが治らず、ゴール後に胃薬をのむRyoさん。
初の1500m、5分間弱の時間に、マラソンとは違ったスピード感、駆け引き、キツさが凝縮された楽しいレースだった。
次なる目標は4分40秒カット。また出よう!