2021年12月28日にbeyond2021を走ってきた。
結果はPB達成!
2:55'34(ネット)
グロスは2:55'35
twolapsの横田真人コーチも同じブロックだった。
この大会は、神野大地や岩出玲亜をはじめとするプロランナーに加え、たむじょーやTKDプロジェクトなどランニング系有名YouTuberが、ゲストやペーサーとして出走したお祭りのような楽しい大会だった。
コースは、自己ベスト達成率No1を謳う1周約5.4㎞の自動車テストコースを7周+ちょっと。超フラットなコースで、終盤は風が強まりホームストレートで逆風がキツい場面もあったが、気温やコース状況など恵まれたコンディションだった。
ダラダラとした長文1話でレースを振り返る。(ホントに長いエントリーなので、興味のない方は読まない方がいいです。)
【会場まで】
1ヶ月前の東京チャレンジマラソンでギリギリ初サブ3を達成。出し切ったせいか、その後は風邪をひいたり、イマイチ気合いも入らずで、疲労抜きとキレの維持だけを意識して調整。
足底や脹脛に若干の張りや疲労が残っていたものの、なんとか9割くらいの状態にピーキング。
嫁さんからお許しを頂き、初の前泊で会場入り。水戸駅に向かう電車で、ブログやSNSでライバル達の頑張りを見てテンションを上げる。
当日は6時起床で睡眠たっぷり、朝食も食べ放題の納豆、オクラ、とろろ&白米2杯で栄養補給も完了。最後までネバネバ粘れそうなメニュー。
会場までは水戸駅からシャトルバス、モルテン320をちびちび飲んでカーボローディング。
【レースプラン】
11月にサブ3を達成し気持ち的に余裕が生まれたので、今回のテーマは、
•レースを楽しむこと
•PBにチャレンジすること
具体的には、
•2時間56〜57分がターゲットタイム
(ギリギリではないサブ3ランナーになる)
•初サブ3チャレンジするけんちゃんが、自分より2分前にG2ブロックからスタートするので、㌔4'08前後のペースで追いかけて、終盤に闘魂を注入できたら文句なし
の2点を具体的な目標とした。
スタート前に、けんちゃんと初対面して健闘を誓う。なかなか調子も良さそうだった。『いずれ追いつくから、それまでタレずにちゃんとサブ3ペースで走ってろよ!』とはさすがに言えず、『調子が良かったら集団抜けて追いかけますねー』とお話してスタートラインへ。
まっさん、トマスさん、KANAさんともスタート前にご挨拶。
【レース前半】
事前申告の目標タイム別にブロック分けされ、自分はサブ3目標のG4ブロック(56人)。G1~G3の3グループもサブ3目標で、1分間隔のウェーブスタート。
このG4には、初マラソンでサブ3を狙うtwolapsコーチでオリンピアンの横田コーチと、その専属ペーサーで有名YouTuberのたむじょーが一緒だった。楽しそうな集団で運が良かった。
G4グループ、定刻の11時52分にスタート!
ペーサーさん先導で最初の1㎞は4'15で入るも、集団はとてもゆっくり。ペーサーさんはギリギリのサブ3設定のようだった。こりゃ遅い、ダメだ。さらに2㎞は4'18でPBを狙えないペース。
今回の目標はPB更新、マラソンは冷静かつ臨機応変に対応しながら走らないといけない。ここは迷わず単独で集団から飛び出した。いつも単独練習なので、単独走はちっとも怖くないぜ!と腹を決めた。
たむじょーチャンネルより グリーンのアームカバーが私
今日はPBチャレンジ!㌔4'08くらいで行けるとこまで押して行く。すると、後から数人がついてくる気配。
よーし!このまま引っ張ってやる!
と1㎞〜2㎞走って、チラッと後方を確認したら…
たむじょーと横田コーチじゃん!
人気者2人への応援は凄く、このまま箱根ランナーとオリンピアンを引っ張るのは荷が重いw。やんわりとペースダウンして、先頭をたむじょーに譲った。自然と7人のたむじょー&横田トレインが形成された。
たむじょーは、横田コーチが終盤でペースダウンしても平気なように、序盤で貯金を作る作戦。前のグループを追いかけながら、サブ3ペースより10秒くらい速めのペースで行く予定だと話してくれた。
自分と全く同じレースプランではないか!
なんとラッキー、そして心強い。このまま26㎞まで一緒に走ったのだか、それはそれは楽しかった。
まさに狙っていたペース。1分前にスタートしたG3グループも抜いて、まだまだ心肺にも脚にも余裕がある。当日の調子は良かった。ハーフ1時間27分通過でサブ55ペース。
たむじょーは、横田コーチをサブ3させようと、何度も振り返ってタイムを読み上げたり、『リラックスして行きましょう』と声をかけたりで、素晴らしいサポートに徹する。集団は、次第にチーム感が生まれ、とても良い雰囲気となった。
あー、なんて楽しいんだろう!元箱根ランナーとオリンピアンと走れるなんて、ランナー日和に尽きる。このままゴールしたい。
横田コーチからは、
『集団を抜け出して、良い流れを作ってくれてありがとうございます』
とお褒めの言葉を頂いた。(自慢)
たむじょーは、このレース前の動画でシューズを、アディゼロアディオスプロ2、ハイペリオンテンポ、メタスピードの3足から、どのシューズで出走するかを悩んでいたが、足元を見るとアディオスプロ2を履いていた。
たむじょーに『アディゼロにしたんですね』と話しかけたら、『一緒に練習させてもらった新谷さん(アディダスサポート選手)への思いがあったので、アディゼロにしたんですよ』と気さくに答えてくれた。
自転車で並走する撮影者さんも、集団の面々に声をかけてくれたりで、YouTubeで見たままのナイスガイな若者2人だった。
【レース後半】
26㎞で横田コーチのペースがガクッと落ちた。繰り返しになるが、マラソンは冷静かつ臨機応変に対応しながら走らないといけない。ここは迷わず、たむじょートレインから抜け出して単独走。最後まで一緒も楽しそうだったが、まだまだ余裕もあったし、ここはPBを狙う。G2グループにも追いつかなければ!
たむじょーから、頑張って下さいとのエールをもらう。横田コーチはキツそうだった。
風も強く吹き始め、少しずつ脹脛などピキピキと攣りの兆候。前回のレースの反省から、2XUのカーフスリーブ新調して着用し、さらに序盤から膝下を脱力した効果で、まだもう少しこのペースで粘れそうだ。
ここから単独走でもしっかり走り切る。マラソンはメンタルスポーツ。負けないぞ、楽しむぞと言い聞かせる。
G3はあっと言う間にパスしたが、なかなかG2が見えてこない、35㎞を過ぎた頃、ようやく前方に集団が近づいてきた。焦るな、このペースなら追い付ける。そして37㎞を過ぎた頃、あの男を発見。
けんちゃんだ!
この時に考えを巡らせた。もう自分も余裕がない、サブ3ペースでけんちゃんとランニングデートしても2時間56分台は行けそうだ。
でも、途中で自分がタレたら申し訳ないし、サブ3だって危うくなる…
俺は先輩サブ3ランナー(1ヶ月だけ)。ここはぶち抜いて背中で引っ張ると決心。あらん限りの大声でエールを送った。けんちゃんも大きな声で返してくれたので、腕を上げて応える。
けんちゃんを、颯爽とかなり無理をして抜き去った後はキツかった。でも、先月にもっとタフなフルマラソンを経験していたので、脚のピキピキ、心拍の苦しさ、ホームストレートの爆風を楽しんでゴールした。
チャレンジマラソンの疲労は残っていたが、ほぼイーブンで走り切れた。自己採点は95点(マイナスの5点は、最初から強気に、サブ55チャレンジしなかったところ)
ゴール地点で、けんちゃんを待つ。
見事にサブ3達成!オメデトウを伝えると、目に涙を浮かべている。サイコーだぜ!
さらに、たむじょーと横田コーチもゴール。
こちらも見事にサブ3達成!
私のことを覚えていてくれ、向こうから握手をしてくれた。(自慢)
ゴール後に、junjiさん、Nさん、めろすけさん、まっさん、トマスさん、KANAさんと健闘を讃え合ってお話の楽しいひと時。
皆さん都合があるとのことで、今回は、
けんちゃんと水戸で祝サブ3の合戦。
同じ怪我で苦しんた仲間のお祝いは格別だった。楽しい時間を過ごしてから帰宅。帰路4時間は遠かったけど、ニヤニヤと思い出に浸った。
レースの模様は、たむじょーチャンネルにアップされていた。
コメント書いたら、ちゃんと返信してくれるナイスガイ。(自慢)
今後も、たむじょーを応援しよう。
長々とお付き合いありがとうございました。
おしまい