runner1974’s blog

ランニングに関する備忘録など (Full2:49’13)末長く楽しく走りたい!

【2020年7月の自己評価 減量効果】

7月も大きな怪我をせず225キロ走れた。

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雨の日も多く、シャワーランの日もかなりあったけど、ほぼ毎週20km以上のロング走、1000m×5インターバルをやれて充実した1ヶ月だった。シャワーランは冒険気分が味わえて、むしろ楽しい。

足底や後脛骨筋は、気になる痛みもなくなりつつあり、数ヶ月前に痛みに怯えながら走っていたことが嘘のようだ。この1ヶ月間くらいで急激に故障が改善した。坐骨神経痛もストレッチやマッサージで我慢できる範囲内、先月より良くなった。

 

故障されている方々には、本当に申し訳ない気持ち…。

 

今月に入って特に練習方法、ケアの方法を変えた訳ではない。これまでの筋トレやフォーム改良などの努力が実を結んだのか?ただ単に故障から月日が経って回復したのか?気候のせいか?とにかく、この1ヶ月間くらいで急激に体が整った。

 

体が整った理由で思い当たることが1つあり、故障明けから5kgくらい減量したことだ。減量と言うより体重が戻ったと言った方が正しいか…。定期的なランニングができて、さらに気温も上がって滝汗。5月くらいから昼食で外食を減らすなど食事も少し気を付けた始めた。その結果…

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故障で走れずイライラでグングン血圧と体重が上昇し、故障明けで走り初めると体重が減少した。(血圧も)昨年のマラソンシーズンより更に1kg減って、もうあと1kgくらい絞れれば合格か?(BMI20.5が目標)ただし、怪我防止のため、炭水化物を抑えてカロリーを減らしても、タンパク質だけは毎日50gくらい摂取することを心がけている。

 

去年1月から長期ランオフせずに5ヶ月間も連続して走れたのは初めてで、この流れで少しづつ練習強度を上げて行ければ、サブ3が見えてきそうなところだ。しかし、出場できるマラソン大会がないのが残念だ。やはり今シーズンは絶望的か…。

 

いやいや、せっかく走れるようになったんだから大会よりも日々鍛錬。走れるだけありがたいと思わなければいけない。好調な時は落とし穴もあるので、8月も気を引き締めて走るぞ。

【★ブログ開設1周年★ 2020年7月前半の自己評価】

去年7月16日にブログを開設した。まさかブログを1年も続けるとは思ってもいなかった。ブログを始めた理由は、故障して走れない日々の不満を吐露したかったからだ。誰かに読んでもらいたいとか、読者を増やしたいとは考えておらず、日記のように走れない鬱屈した思いを人知れずボヤきたかった。

 

中学から30年間バスケをやっていたがチームの高齢化で解散となりバスケを辞める。体力と体型維持のためにジョギングは続けた。当時はマラソン陸上競技にそれほど興味もなく、サブ3.5くらいを目標に年1回お祭り気分でフルマラソンに出場していた。ちょうどバスケを引退した頃、会社の後輩や大学時代の友人がマラソンにハマってサブ3を達成したことを知り、自分もサブ3を目指そうと思い立った。ところが、非効率極まりない練習方法によって故障してしまい走れなくなる。ネットで故障や練習方法について調べていると、ブログでランニングのことを書き綴っている方達の存在を知り、

俺も思い切りボヤいてみたい!!

と思いブログを開設したのだ。

 

これまで投稿した記事は47、読者登録してくれた方は54名、記事を投稿すると毎回100回ほどアクセスがある。ズバリ言ってしまえば私のブログなど誰も読んでくれなくてもよかったので、この数は驚きだ。日々ボヤいてストレスを発散したかっただけなのに、知らない内に読んでくれる方が増え、☆やコメントを頂いたり、とても嬉しかった。故障で悩む人、一生懸命走っている人、日常の出来事など、いろいろなブログを通じて、よい刺激や元気を貰えた。今ではブログで知り合った方達を、会ったこともないのに勝手に仲間だと思っている。

 

みなさん、ありがとうございます。

 

これからもボチボチとブログを続けて行きたいと思います。

 

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今月前半は117キロ、坐骨神経痛は相変わらずだが、その他の故障はまずまずの状態。このくらいの距離が今の自分には合っている。雨ばかりでスピード練習があまりできないが、梅雨明けからスピード練習ができるよう、筋トレとシャワーランで鍛えるぞ!いつかはサブ3。

 

【2020年6月の自己評価 新たな故障とアルファフライ】

 6月の走行距離は201キロ。5月はコロナやGWなど走る時間に恵まれ、250キロ以上走れたが、あちこちに張りや痛みが出たので、6月は走行距離を抑えた。

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暑くなってロング走も厳しくなるし、過去に怪我を繰り返しているため、脚が強くなるまでは200キロ前後がちょうど良いと感じた。練習内容を工夫すれば、この距離でも少しなら走力向上が見込めるハズだ。せっかくここまで回復したので、もの足りなくなるまでこの距離で抑えよう。

 

 

2020年マラソンランキングが発表になった。

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何とも中途半端なタイムとランキングなので、あと10分は縮めたい。ランキングに参加しているだけでも、自分より速いランナーが500人以上、今年46歳の同級生達が頑張っていることがよく分かった。負けていられないぞ。

 

後脛骨筋膜炎と足底筋膜炎の経過は、かなり良好だ。6月から走る距離を抑えたのがよかったのか?このまま完治できそうな感じだ。ところが、一気に走る距離を伸ばしだ5月から左太腿の裏やお尻の辺りに痛みが出た。最初は単なる筋肉痛だと思っていたが、全く治る気配もなく痛みが痺れに変わったり、また痛みに変わったりした。そして、お尻から脹脛まで痛みや痺れの箇所も日によって変わった。走らずにじっと座っているだけでも、お尻に痛みや痺れが出た。

症状をいろいろ調べでみると、どう考えても坐骨神経痛ではないか!

現在の症状は10キロくらいなら、相当速いペースで走っても問題なく走れるが、12〜15キロ前後で痺れや鈍痛を感じ始める。違和感が出ると思うようにチカラが入りづらくなり、とっても走りずらい。まぁ走れるだけ良しとして、ケアしながら様子を見ることにした。

坐骨神経痛はまだ初心者なのでケアの方法を勉強中だが、基本のアプローチはお尻周辺の筋肉の緊張を解いて神経を圧迫しないこと。お尻周辺のマッサージやストレッチに最近取り組み始めた。ブログ仲間の方から、マッサージボールでお尻の筋肉を圧迫する方法を教わった。ストレッチとは違った新鮮な痛みに悶絶したが、日に日に圧迫の痛みは軽減。きっと筋肉が張っていたのだろう。坐骨神経痛は毎日出ているが、悪化はしていない。セルフケアを始めてから少しは良くなった気もするので、このままケアを継続していく。

 

 もう一つ気になるのことがあり、右前足の足底が痛むことだ。足底筋膜炎は土踏まずの辺りが痛むが、今回は中指の付け根辺りが痛い。GW前後から痛くなり、走っている時より日常生活の方が痛む。最近になって痛みが少ない日もあるので、痛みが続くようなら、病院へ行ったりブログに書こうと思う。

 

 お誕生日月の最後にアルファフライを購入した!ネクストフライがまだまだ履けるので、アルファフライはパスする予定だった…。

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6月吉日ナイキランニングアプリ(NRC)のお知らせに、『特別な機会をあなたに』『新色の限定販売』とナイキ様から悪魔のお知らせが届いた。nike.comでチェックすると、限定アクセスのみ購入可と表示され、NRC経由でないと買えないようだった。Twitterでも、お知らせが来た人と、来ない人がいるとツイートされているのを確認した。

つまり、私は選ばれし者なのか?でもフルPBは3時間9分。アルファフライの初回購入条件はサブエガだった。2回目の販売は早いもの勝ちだった。3回目の新色限定販売の購入条件は全くの謎だが、全員が購入できないのは確かなようだ。

私は考えた。33000円は安い買い物ではない。しかし、悩んでいる時間もないのだ。前回は数分で完売した。いや、そもそも当面レースもないのに新しいシューズを購入する必要もないだろう。走力もないのにアルファフライなんか履いてチンタラ走っていれば、スーパーランナーから冷たい視線が突き刺さるだろう。どうする?

逡巡すること約10秒、一度きりの人生だし後悔はしたくない‼︎ もっともらしい理由をこじ付けて、通勤電車に揺られながら、震える指でポチッとやった。こうして今夏のボーナスのお小遣いは貰う前になくなったのだが後悔はない。何故なら凄いシューズだったからだ。詳細はまた後日。

アルファフライで走れば坐骨神経痛も痛くないハズ?

 

【人生初の10000mTTに挑戦】

故障はかなり良くなってきたけど、しばらく大会はない。モチベーションを上げるには何かイベントが必要だ。人生初の10000mTTをやってみよう!

これまで10km以上の距離なら何度も走っているけど、真面目に10kmのベストタイムを計測したことはない。やらなかった理由はキツそうで億劫だからだ。5000mはやったことがあるので、そろそろ10000mにも挑戦するしかない。

 

4月の5000mのタイムからVDOTで予測した10000mのタイムは40'11。キロ4ペースを10km維持するのは考えただけでキツそう!絶対に無理だ。

しかし、サブ3するためには10000mを39分くらいで走る走力が必要。当面は大会もないし、現状を知るうえでやってみるしかない‼︎

場所は近所の公園のランニングコース(1周1080m)、久々のヴェイパーフライネクストを履いてスタート。もちろん単独走。

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結果は40'32。VDOT予測より20秒遅いけど、高低差13メートル、直角コーナー5箇所のコースを10周からすれば、まずまずのタイムだ。(オンラインイベントに参加するため10.6km走った)4kmから8kmがキツかったが、思ったより垂れずにペースを維持できた。苦しくなってもしっかりとフォームを意識すれば4'05ペースなら維持できることが分かった。

故障明けから3ヶ月、少しづつ練習の強度を上げ今回は現状を知るためのテストとして、かなり本気で走った10000m、元気の出る結果だった。6月11日で46歳、これからも頑張ろう!

【2020年5月の自己評価 繰り返したくない歴史】

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今月はGWやコロナの影響もあって走る時間に恵まれた。月間走行距離は251km。後半は20km以上のロング走もできたが、これだけ走る距離が伸びてくると故障した所が少し痛んだ。先月の月間走行距離が200kmなので少し距離を伸ばし過ぎたか…。

でも大丈夫、日々のケアとランニングフォームを改善して体調は整いつつある。完全回復までもう少しだ。

足底はケアや筋トレのおかげで経過良好。たくさん走った後に圧痛がある程度だ。このまま完治してくれれば最高。

高脛骨筋膜炎は、1回に20km以上走ると後半にフォームが崩れるのか、内くるぶし付近に時折痛みが出る。幸いアイシングなどで翌朝には痛みも消え再発は抑えられている。15kmくらいまでならスピードを上げても痛みは出ないので、どんなスピード域でも負荷の少ないランニングフォームをしっかり維持できれば、痛みは出ないと思った。フォームの改善ももう少しだ。

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さて、故障明けで2月末から走り始めて、ここまで概ね順調に走れているが、私はこれまで故障を繰り返してきている。2019年1月からの走行距離のグラフを見ると、月間走行距離が250kmを超えた翌月に4〜5ヶ月サイクルで故障している。

 

つまり…

 

6月〜7月は要注意期間ではないか‼︎

 

最近、疲労も溜まってきた気もする。しっかりケアをして、ここさえ乗り切ればサブ3に向けた質の高い練習に取り組める。まだ去年12月のピーク時の走力まで戻っていないが、もう3〜4ヶ月怪我なく練習を継続出来れば…きっとよい結果が出る!

今月は走行距離を少し落として、これまで以上にケアの時間を作る予定。悪い流れを断ち切りたい。

 

 

【娘と雨ラン 2020年5月前半】

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5月前半はGWがあったのでそれなりの距離を走れた。幸い後脛骨筋の故障は経過良好で、このままフォームを上手いこと固めて、もう少し時間が経てば完治できそうだ。足底は時折痛むが上手く付き合えている。

4月は故障明けにも関わらず、調子に乗って一気に強度の高い練習や1回に走る距離を20Kmまで伸ばところ、危うく故障を再発させそうになった。今月はポイント練習はやらず、距離も1日15Km以下に制限し、じっくり脚を作ってから距離や強度を伸ばす予定だった。

 

が、しかし、距離を抑えると飛ばしたくなる衝動に駆られてしまう。

2、3キロくらいなら平気だろう…

新しいペガサス37も買ったし感触を確かめてみたい…

ビューンとぶっ飛ばしちまおう…

 

結果、見事に左太腿の裏側を痛めた(涙)

 

ただの筋肉痛だと思ったら、痺れも出たりしてかなり焦った。2日ランオフしたら、なんとか走れるレベルに回復したが、まだ違和感がある。一難去ってまた一難。本当にバカだなぁと猛省した。

故障明けから距離も伸びてきたので、5月後半はリカバリー重視!

 

 

今まで雨の日のランはあまり好きでは無かった。でも最近は人もいない雨の日に、マスクをせず開放感抜群で走る雨ランが好きになった。先日、雨の日に意気揚々と家からスタートしようとすると、双子の娘が、

『私達も雨でビショビショになって走りたい』

晴れた日は誘っても来ないのに、娘達からの突然の提案に驚いた。最近はコロナで思い切り外出が出来ないし、雨の中を走ると聞いてアドベンチャー気分が盛り上がったんだろう。

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やる気満々だ!キロ7分くらいでゆっくり2Km、雨に打たれながらニコニコのんびり走れて、なかなか良いランだった。ランニング中、どうしても娘の腕振りが気になってランニングフォームを指導すると、当然ながらウザがられてしまった…。(参考までに骨格がほとんど同じ双子でもランニングフォームは全く違う。)

【ペガサス37レビュー】

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ステイホームGWを利用して履き古したシューズをいくつか断捨離し、新作のナイキ・エアズームペガサス37を購入した。

私はペガサス35、36も履いていてペガサスはお気に入りのシリーズだ。履いて走った第一印象は『前作との違いをそんなに感じなかった』というのが正直な印象だった。しっかりとした作り、クッション性などさすが37代続く名作だと感じたが、大々的にミッドソールなどを変更したと聞いていたので、もう少し変わっているのかと予想していた。

 

以下、私の個人的な感覚でレビューを書いた。

【アッパーについて】

37のアッパーはかなり良くなった。35はムッチリ厚手素材のアッパーで過保護な感じが好きだった。人によっては窮屈で蒸れるとの意見もあった。36は薄手のアッパーに変って軽量になり少しホールド感が減少したが、足指が動かせて良いという意見も多かった。37のアッパーは35と36の弱点を克服したイメージだ。アッパー素材はちょうどよい厚みで通気性、ホールド感は良好。靴紐を締め上げると、これまでワイヤーでホールドしていた部分がバンドに変更になったことで中足部分のホールド感が増した。過保護な35、軽量だがちょっと薄い36のアッパーの弱点を見事に補っている。

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上がペガサス37、下がペガサス35

【ミッドソールについて】

ペガサス35と36は同じミッドソールで、Cushlonフォームにフルレングスのズームエアバッグが配置されていた。踵で着地しても前足部で着地してもズームエアのクッションが得られた。37のミッドソールは、フルレングスのズームエアバッグを廃止して前足部のみに2倍のズームエアを配置、CushlonフォームからReactフォームへ変更になるなど大幅にアップデートされ、クッションや反発など劇的な変化を期待していた。見た目もヴェイパーフライネクストやズームフライ3風に変わった。

さっそくキロ4'40〜5'00くらいで走ると、前作よりクッションが少し硬く感じた。Reactフォームなのでもう少し柔らかいと思っていたが、決して硬すぎはせずソールに厚みもあるので足底には優しい。少し大袈裟に小趾側で着地してもフニャり感はなく安定感が増した印象。反発は必要充分に得られるが、ヴェイパーやズームフライなど飛び道具的な感覚は一切ない。37のミッドソールは『前作より、しっかり感が向上した』というのが、いつものペースで走った感想だ。

 

内心は大幅アップデートによる劇的な変化を期待していたので、少し残念に感じてしまった…。

 

今度はいろいろなペースで走ってみたところ、キロ4'15より早いスピードで走ると、オォッー‼︎ これが前足部ズームエア2倍の威力なのか、前作より明らかにクッショニングや反発が増して気持ちがイイ。ただしプレート入りのシューズとは違い、あくまで自然な感じだ。足がグングン回る軽さやシューズに走らされてる感じはない。とても素直な感覚でスピードを上げた分だけ反発をもらえ、しっかりと足を守ってくれるクッションも変わらない。スピードを上げた時の方が柔らかくなる感じで、この感覚は前作にはないとても良い感触だった。

 

おそらく、ペースを上げた時の感触の良さがペガサス37の大きなセールスポイントだと感じた。私の走り方が悪いのか、この美味しい感覚は私の場合だとそれなりに早いペースで走った時しか味わえなかった。もっと走力を上げて練習時のスピードを上げるか、フォアフットを突き詰められれば、あの美味しい感覚が長く味わえるのに…。残念ながら私の走力では意識してスピードを出すポイント練習の時くらいしか味わえそうにない。当然ヒールストライクだとズームエアが前足部にしか入っていないので、ズームエア2倍の恩恵はあまりないと思えた。もちろん、ゆっくりペースで走った感覚が悪いのではない。安定感があって足をしっかり守ってくれ普段の練習から使っていきたい。でも、ペースを上げた時に感じるズームエア2倍の感覚が、低速域でも感じられたら素晴らしかった。もちろん私の走り方が悪いのもあるだろう。

 

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ライトグリーンが37、右側が35

【アウトソールについて】

35と36は同じアウトソールだった。37のアウトソールは前作と形状が似ているが少し変更されている。グリップ感は前作と同じくらいで、着地のフィーリングで気になったことはない。

1つ大きく改良されたのは外側のブロックだった。前作は外側に細かいブロックが並んでいたのたが、擦るように着地したり、思わぬ凹凸があるとアスファルトに細かいブロックが引っ掛かり、失速やブロックが欠けてしまうことがあった。37の外側は長い棒状の大きなブロックに変更されている。これで不必要な引っ掛かりやブロックが欠けてしまうことがなくなった。

遠目には同じ様に見えても細くアップデートされているのに感心した。素材も少し硬めに強化された。まだ40〜50Km走行なので耐摩耗性能は分からないが、ほとんど摩耗していない感じなので、前作以上の耐久性がありそうだ。

 

【重量とサイズ感について】

重さは35とほぼ同じだ。感覚では決して重くはないが弾むような軽さはない。しっかりと足を守ってくれる感じ。私のサイズ27.5㎝で比較すると、ヴェイパーネクスト%が192g、ペガサスターボ2が218g、ペガサス36が266g、ペガサス37が276gだった。もう少し軽くなれば完璧かな?

サイズ感は他のナイキシューズと同じだ。36と比較するとややタイトな感じだが、36の前足部が他のシューズより少しゆとりがあるので、37が特別に狭いとか広いとは感じなかった。普通のサイズ感だった。

 

【デザインと価格について】

デザインの好みは人それぞれなので細かいことは割愛。私的には、34から35に変わった時ほどの衝撃的なカッコ良さはないけど、キープコンセプトの正常進化、シンプルで良いと思った。

37の定価は14300円。35と36の定価を忘れてしまったが、確か13000円くらいだった記憶があり、前作から1000円以上の値上がりだ。少し高いと感じるが新しいのを履きたかったのでネットで少し安く12800円で買ってしまった。

シューズはあっという間に値段が下がる。今なら36が7000円前後、ペガサスターボ2が12000円前後まで下がっている。さてペガサス37に14300円出す価値があるのか?しばらく値引きしないで頑張ってもらいたいけど、すぐ安くなるんだろうなぁ…。

 

【まとめ】

ペガサス37は、これまでのペガサスシリーズのコンセプトを継承した頼れる練習シューズだ。突出した特徴はないが細かい所までよくできている。軽やかさよりも質実剛健でランナーの足をしっかり守ってくれる。さらに今回はプラスアルファでスピードを上げた時の感覚も良くなり弱点を探すのが難しい。耐久性もかなりありそうだ。もう少し軽ければ言うことなしだ。

ズバリ、もう少し安くなったら買いのシューズだと感じた。