runner1974’s blog

ランニングに関する備忘録など (Full2:49’13)末長く楽しく走りたい!

【真夏の5000mTT 2020年8月の自己評価】

暑かった8月、故障することなく253㎞走れた。距離を練習の目的にしてはいけないが、月間で250㎞超は3回目、自分なりに頑張れた。

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サブ3を目標に2018年12月から走る距離が増えたが、これまで月間200㎞を2〜3ヵ月続けると例外なく故障した。その度に練習方法、ランニングフォーム、ケアを見直し、この半年間は平均して月間220㎞前後走れ、クソ暑い8月に250㎞以上走れたのは本当に嬉しい。ロング走とインターバルなどのスピード練習もほぼ週1回づつこなせた。(暑くて撃沈したこともあったけど…)

月間4〜500㎞走る超絶ランナーさんには及ばないが、しっかりと自分のペースで走力を積み上げ、強さと速さを身に付けたい。

 

【真夏の5000mTT】

秋以降マラソン大会の予定はまだ未定だ。モチベーションアップのために、8月最終週に陸上競技場で行われた5000mの記録会(練習会?)に参加した。陸上競技場は学生時代に運動会などで2、3回しか走ったことがなく、真面目に走るのは実質今回が初めてだ。

 

先日、トラックの公式大会では厚底シューズの使用が認められなくなったが、自分は競技者でもないし関係のない話…。4月に近所の公園の外周コースでヴェイパーフライネクスト%を履き、19分23秒(キロ3分53秒)だったから、比較できるようにヴェイパーで走ることに決めた。

 

目標タイムは18分55秒に設定。

 

公園の外周コースよりフラットで曲がり角のない陸上トラックなら1キロでー5秒ペース?でも気温が4月より15℃くらい高いから+5秒くらい?

いろいろと考えたが、サブ3には5000mを18分45秒くらいで走る走力が必要。ナイターとはいえ真夏だから、+10秒くらいで19分を切れれば合格と決めた。さて、故障明けから4ヵ月間の練習でどれだけタイムを短縮できたのか?

 

結果は、なんとか18分54秒。

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これまでの練習で1000m×5のインターバルを3'40ペースでやっていた。いつもギリギリでこなせてない。今回は3'40のペーサーが3000mまで引っ張ってくれる。しかし、このペースでは3.5㎞くらいで撃沈すると予想した。せっかくの機会なので、気温が高い悪条件でもPBを更新して19分を切りたい。

 

やはり3'45ペースで行き終盤粘る作戦、ペーサーから1周で1〜2秒くらい遅れる感じで、トラック1周を90秒ペースで走ることにした。スタート前に、トラックで練習する高校生や大学生を見て、ガンガン走る若々しいパワーをもらった。

 

ペーサーさんを含めて8人、19時30分なのに気温29℃、湿度77%の中でスタート。フラットで走りやすいトラックのためか、5周目までかなり余裕があり、危くペーサーに付いて行きそうになったが自重した。やはり3000mを超えたあたりから90秒を維持できなくなった。想定どおりの展開、ここからどれだけ粘れるか?

 

とにかく暑い、苦しくて息を吸っても空気が生ぬるい。こんなに暑いし、もうやめてしまおうか?残り2000mは流そうか?悪魔が囁く…。2人の方が次々とリタイヤした。

 

『待て待て俺、昼間に嫁さんからブツブツ言われ、家事を頑張って作った大切なこの時間!ここまで予定のペースで走ったじゃないか!次はいつトラックで走れるか分からないぞ!全力で走れるくらいに故障から回復したんだ、せっかくなら19分切ろうぜ!』

 

自分を奮い立たせ、必死にフォームの乱れを抑えたがラップが95秒に落ちる。もう限界だ、あと何周だ?酸欠で計算ができない!

 

と、その時『ラスト200!50秒で19分切りですよ!』主催者の方から応援をもらう。よっしゃ〜、あと200mならスピードアップできる。息を吹き返して一気にペースアップしてゴール。思わず倒れ込んで夜空を見上げた。

 

目標を達成し、怪我せず全力で走り切れてよかった。5000m走っただけなのに感無量、よい夏の思い出となった。

 

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サブ3に必要なスピード獲得までもう少し、来月からは持久力の強化にも取り組む。調子に乗らず怪我に気を付けて頑張るぞ!